ハーレーの知識として慣らし運転を

慣らし運転

ハーレーに乗ることを考えているのであれば、知識として慣らし運転のことを覚えておくようにしましょう。慣らしというのはハーレーに限らず、どのようなバイクや車でも重要なものでありこれをするかどうかによって、将来的に大きな影響がでてきます。新品のバイクというのは一番状態が良いように思うかもしれませんが、金属加工によってできたバリがあります。

このようなバリというのは加工時には完全に取りきることができませんから、走らせて少しずつバリ取りをしていくということになります。もしも、いきなり全開走行をするようなことをしてしまえば、金属同士が馴染んでいない状態で負荷をかけることになってしまうので、内部にダメージが蓄積されてしまうことになるのです。

すぐに壊れてしまうようなことにはなりませんが、じっくり慣らした場合とそうでない場合では状態が大きく変わってくることになりますから、新車のうちは極力回転数を上げずに慣らしていくことが重要となります。近年のハーレーは工作精度も上がってきているだけに、神経質にならし運転をする必要まではありませんが、長く大事に乗っていきたいのであれば、最低限の慣らしは欠かすことができないので知識として身につけておきましょう。